身体を「左右のバランス」から見る
僕の施術を構成しているものを、
一つずつ紹介するこのシリーズ。
第2回は、礒谷式力学療法
人間は、二本の脚で立っています。
これは当たり前のことですが、
実はここには、身体を見るうえで
とても重要なヒントがあります。

右脚と左脚
二本の脚が同じように身体を支え、
同じように使われているとは限りません。
立ち方、歩き方、座り方、
日頃の身体の使い方によって、
少しずつ左右差が生まれていきます。
ハイハイをする赤ちゃんの頃から
右に行きやすい、
左に行きやすい傾向があります。

礒谷式力学療法では、
特に股関節と
左右の脚のバランスを重視
ここでいう「脚の長さの違い」は、
単純に骨そのものの長さが違う、
という意味だけではありません。
股関節の角度や脚の位置によって、
見かけ上の脚の長さや
身体の支え方に左右差が生まれるのです。

すると、
股関節→骨盤→背骨→上半身→頭
というように、
身体全体のバランスに影響していきます。
もちろん内臓にも!
痛む場所だけを見るのではなく
「この身体は、どうやって立っているのか?」
「左右をどう使っているのか?」
というところも見ます。
たとえば腰が痛いからといって、
腰だけに原因があるとは限りません。
膝や股関節、骨盤、
さらには日常の立ち方や
歩き方まで含めて見ることで、
初めて見えてくることがあります。

礒谷式だけではない
その人の状態に合わせて、
様々な療法の視点とも組み合わせながら
身体を診ていきます。
僕にとって礒谷式力学療法は、
身体全体の力学的なつながり
を見るための視点の一つなのです。
次回も、僕の施術をつくっている考え方を
一つずつ紹介していきます。