はじめに

当院を語る上で、まず礒谷(いそがい)式力学療法のお話をしておかなくてはなりません。
礒谷式力学療法とは、「入院や手術、薬のいらない奇跡の療法」として、1951年から現在に至るまで72年以上にも及ぶ歴史と、200万人を越える臨床例を誇る股関節矯正のパイオニアとして、今もなお多くの実績を残している療法です。
その礒谷療法では、現代医学ではほとんど研究されていない”股関節の角度異常”に着目をしています。
「いつも右脚から歩きだす」「カバンは常に左肩に掛ける」など、人は日常生活のあらゆる無意識的な動作の繰り返しによって、身体の土台であり人体最大の関節である股関節の角度に異常を起こし、両脚の長さが不揃いとなり骨盤の位置なども変化します。
そのままの状況で日常生活を送れば、やがて全身に歪みが発生し、身体のバランスが崩れて、不快感・不安感・重だるさ・疲労感・五感の異常・心身症・首のこり・肩こり・巻き肩・背部痛・腹痛・腰痛・ヘルニア・そけい部痛・臀部痛・坐骨神経痛・O脚・X脚・膝痛・変形性膝関節症・むくみ・こわばり・足首痛・手足の指痛・外反母趾・内臓疾患など、あらゆる症状や痛みが生じると考えられています。
「股関節が重要である」これを一貫して、矯正の方法論を模索し、確立したのが礒谷式力学療法なのです。
具体的な施術では、痛みも身体への負荷も無く、自然治癒力を最大限に引き出すことが礒谷療法の基本原理です。
矯正した身体の状態を長く維持するための日常生活動作や改善策、自宅矯正方法なども必要に応じてお伝えをしますので、施術を受けたその場だけでなく、帰宅してからも施術効果が持続されます。
長期的効果(自然治癒力増加など)と即時効果(その場での痛みの緩和など)が同時に期待できることが礒谷療法の最大の特徴でもあるのです。

様々な療法との融合

当院の院長である鈴木一弘は、小学校6年生の頃から家業である鍼灸整骨院の手伝いを始め、日本総合医療専門学校を卒業後、2003年から2011年まで家業の分院長として就業、その後、治療以外の技術を習得するためにいくつかの他業種を経験し、2021年1月から中野にある礒谷式力学療法 総本部にて2023年4月まで副院長として就業しておりました。
その間に、礒谷式力学療法、苫米地式コーチング、発達科学療法、認知行動療法、西式健康法、甲田療法、触皮療法、古式按摩、導引、野口整体、肥田式強健術、中条流、古医術、古武術、オステオパシー、カイロプラクティック、アクティベーター療法など、世界中の様々な療法を現在も研究し続けています。
「身体を良い状態にする」という言葉は、それぞれの人にとって共通の本意かと思われますが、その言葉の意味は「幸せ」と同様に人によって違うはずです。
であるならば、「一人一人を丁寧にみること」、様々な療法を組み合わせて、その人にピッタリと合う形を提供することが、何より重要なのではないかと考えています。
当院はどのような方でも、”くつろぎながら良くなっていく”そのようなコンセプトで施術をおこなっている、完全予約制のプライベートサロン、隠れ家風の治療院としてご活用して頂ければ幸いです。
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